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検証 1

■オーブ写真はどんな場合に撮れるのか?■

とおりすがり氏(カメラ店勤務12年ラボオペレーター暦7年)

「最近の使い捨てカメラはレンズがプラスチックだし、量産型の手軽に買えるコンパクトカメラもレンズのコーティングにムラがあるし、レンズの透明度が低いから、ニュートンリング現象がおきやすい。よく、「オーブ」などと、言っている写真がそれ。あれは、レンズの機体内(での光の)反射の一種です。一眼レフカメラや中判カメラ、レンズ直径が大きくて、レンズの透明度(F値)が小さい物で、んな写真とった人がいたら、知りたいな。
これとったカメラって、コンパクトカメラ、使い捨てカメラ、レンズの小さなお手軽価格のデジカメでしょう。」

管理人

「カメラに詳しいカメラ屋さんか現像所の方でしょうか?
オーブ写真はたしかに霊的な気が感じられませんが。
撮った人のカメラを調べて共通点を探して検証すれば、
ちゃんとした答えが出ると思います。」


リのミミさん

「オーブってよく、そのインスタントカメラで
取った写真全部に写ってますよね?
↑のは経験してるからよく分かるんですけど

結構高価なデジカメで撮ったものでたった一枚にしか
無数のオーブが写ってなかったことがあったんですけど
そういうことも有り得るんですか?

レンズに問題があるとすると、ちょっと不自然かな、とも思います。」

管理人

ヵリヵリのミミさんも書き込み、有難うございます。
とおりすがりさんはカメラに大変お詳しいようですし、
この問題は色々なカメラの機種その他の条件や事例をたくさん集めて、
ぜひ議論、検証し尽くしたいものですね。
その結果として科学で説明できないものも、出てくるかもしれませんし。
心霊写真や未確認飛行物体写真と言われるものは、
中にはトリックが沢山混じっているそうです。
それでも中には科学では絶対に説明しきれない不可解なものがあるとか。。。」



とおりすがり氏(カメラ店勤務12年ラボオペレーター暦7年)

「失礼、ニュートンリングでなくて、「フレアー・ゴースト」という名称です。

 撮影条件1:室内(修学旅行の集団部屋など、代表的)や薄暗いところ(神社の境内や心霊雰囲気たっぷりの林や洞窟など)つまりは、フラッシュを使う状況。

 撮影条件2:フラッシュの光を反射させやすいものがある。林の中の、白い看板。遊歩道の手すり(金属製やコンクリート、フラッシュとの距離が近ければ、偽木でさえも)また、室内では、ビール瓶・白い陶器・眼鏡・腕時計、反射率の高いもの。夜の祭りの、子供の持つ団扇やエナメルのサンダルでも・・・。
 修学旅行の写真はゴーストの宝庫・・・・カメラ店勤務です。 


 また、上記に当てはまらなくても戸外で、太陽光に対し逆光でとった場合もまれに出ます。
 こないだ見かけたHPですが、
  http://okinaka.swee.to/gallery/lesson/lesson1.htm

 に、それっぽい写真の見本がありました。

 カメラは、コンパクトカメラ・使い捨てカメラ。デジカメ等で、(高めの機種でも)レンズ直径の小さいもの。また、レンズ透明度の(F値)の低いもの。が、でやすい。
 また、反射光の入射角によって、微妙に出るときと出ないときがある。
 同じ機種でも、レンズ個体差で、出やすい・でにくいが、あるようです。同じ一つのカメラでも、反射の光源の光量・距離・角度の関係もある

 一眼レフなどの、大口径のレンズではほとんどでない。・・・・・というか、出ることはでる。ただ、大抵の人は、このゴースト対策でフードをつけていたりするし、効果をねらって意図的に出せたりもするので。
 よく、夕日やら、木漏れ日を撮ったもので、画面の中に円や五角形の、連続した代償さまざまな中心が一直線になった光の輪が写っている写真、フォトグラフで見たことはないでしょうか。
 使い捨てカメラや、コンパクトカメラではレンズ枚数や、レンズが集める光の量の関係で、一つの光源に対し、一つ二つのゴーストしか出ませんが。

 洞窟内のぬれたででこぼこの、てかりのある岩面に1Mの距離でフラッシュ撮影すると、たくさんのゴーストが、つながりまるで煙か不意に出現したもやのように多数写せる。

なお、私は心霊写真を否定する者ではありません。学生時代の知人の、子供のころの卒業アルバムの学年集合写真は、いくつの霊が写ってんだ!ってほど、すさまじいものでした。・・・・毎年、どの学年の卒業アルバムにも写っているという多くの霊たち・・・。
 心霊写真が確かに存在するとは信じています。が、無知や思い込みだけで「これは心霊写真だ」と決めつけてしまうのはいかがなものでしょうか。

 あと、ストラップ、髪の毛の写り込みを心霊写真としてアップしてあるものも間違いだと指摘したくなります。
 使い捨てカメラで、正規のメーカー品でない、悪質業者の勝手に(安く買い取った使用済みの使い捨てカメラのボディに、安く買ったフィルムを)詰め替えたものだと、擦り傷・ごみ付着・光線かぶり(赤い光の影が映る)は、ごく日常的に起こりうる現象です。」




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