第11話 首が動かなかった理由 海月 ちゅう |
はじめまして!海月 ちゅうといいます。 …となんとも軽快な挨拶ですが…(汗) 体験談を書かせていただきます。 私は小学3年生くらいから霊が見えるようになりました…。 初めての霊体験は二年生の6月くらいです。 ある金曜日… 私はふと目を覚ますと首が動きませんでした。 最初は寝違いかなんかだろうと思っていましたが とりあえずこんなのじゃ勉強もろくに出来ないだろうという事で休むことにしました。 でもやっぱり何かがおかしいと思った私は母親にいいました。 近所には霊を見たり祓ったり出来るひとがいて(仕事ではない) 聞いてみることにしました。 そうしたらやはり、霊が憑いていたそうです。 昔、左側の首を切られて亡くなった、侍の霊だそうです。 |
第12話 立っている女 海月 ちゅう |
もう一つあるんですけど…怖くありませんが… 私は母親と車で出かけている途中、トンネルに入るというところです。 その山の登山口にある看板の前に女の人が立っていることに気がついた私は母親に 「ねぇ、あの人なにしとるんやろ?」 と聞きましたが 「は?どこの人?どこに人が居る?」 と尋ね返されました。 私にしか見えなかったようですが薄い緑色のワンピースを着た、 髪は黒く肘まで位の長さの人でした。 そして、一年以上経った今ではもうその人はいません。 |
第13話 声 海月 ちゅう |
まだあるんですよ!(もうやめれ・・・) 怖くないんですけど私がクラスで一番後ろの席で、 音楽の時間でした。 なにか後ろから声がすると思って振り返ると私のクラス…いえ、 この学校にはいない女の子が立っていました。 すごく綺麗な声でしたが… |
第14話 鏡に映ったもの 海月 ちゅう |
あと、(まだあるんかい) 男子トイレの鏡に(覗いたわけじゃないですよ…←阿呆) 黄色と緑の派手(?)な服を着た男の子の姿が… でも人はいませんでした…。 長くなってしまいましたね。すみません。 まだまだ霊体験は豊富なので(嫌…) また書かせていただこうと思います…。 では、失礼いたしました。 |
第15話 妖精 あかね 14才 中3 女性 兵庫県 |
あかねは妖精見たことあるよ〜 あれは忘れもしない小6の時 早起きして本読んでた時だった 窓のサッシのとこにね、いたの。「何やこれは〜」って言ってたら消えたw なんかほわほわしてたよぉ〜
うん。うしろに羽があったっぽいよお〜ちょうちょの羽が銀色にすけたような感じかな〜 なんかピョンピョンしてたよぉ
すごくキレイだったなぁ〜もう驚きでいっぱいだったよぉ〜 ていうよりか驚く以上だよぉ〜マジでw 顔は人間の顔だよぉw
羽なんかむしらないよぉ〜(*^▽^)ノ彡☆ばんばん!
|
第16話 生首 黒介 22才 男性 神奈川県 |
ふと、昔体験した不可解な出来事が多い季節は夏だという事に思い当たりました。 やはり、お盆に霊が帰ってくるとか、夏には地獄の釜の蓋が開くといいますから・・・。 今年は八月末に実家に帰ります。墓参りをしにいくつもりです。 でも、そこでも一回目撃しているんですよねぇ、落ち武者の生首みたいなモノを・・・。 すこし気が進まない。 何かしら、起きなきゃいいんですけど。 |
第17話 言い争い 黒介 22才 男性 神奈川県 | ||
小さい頃、祖父母と妹四人で寝る毎日。 ある夜の事 夜更かしをした私は祖母の横に潜り込み、寝ようと壁際をむきました。 すると何処からともなく、不思議な気配がして何気に壁を見上げたんです。 そこには祖父母の北海道旅行に行ったお土産の アイヌの男女が向き合った透かしの木彫りの壁掛け。 最初は何が何だか分らなかったけど、よく観てみると その木彫りの男女が言い争っているんです。 口だけをパクパクさせながら・・・。 暫らくあっけに取られてましたが、不思議と恐くは無く その男女もこちらを見た途端ぴたりと動かなくなりました。 あれが何だったのかは分りませんが、 その頃から不思議な体験するようになった気がします。 (木彫りの人形は度々喧嘩してました・・・) その後、花瓶にいけてあるドライフラワーのカスミソウが、 風も無いのにザワザワ動いたり・・・・。 母親に言っても気のせいの一言。 ウゥ〜ン?何だったんだろ・・・?
|
第18話 こわい夢の結末その1 殺される |
私は、夢をみていました。昔から私は夢をみている時に、たまに自分は今、夢を みているんだと自覚する事がありました。この時もそうです。何故か私は薄暗い 無人駅に一人いました。ずいぶん陰気臭いを夢だなぁと思いました。 すると急に駅に精気の無い男の人の声でアナウンスが流れました。 それは 「 まもなく、電車が来ます。その電車に乗るとあなたは恐い目に遇いますよ〜」 と意味不明なものでした。 まもなく駅に電車が入ってきました。それは電車というより、 よく遊園地などにあるお猿さん電車のようなもので数人の顔色の悪い男女が一列に 座ってました。 |
第19話 こわい夢の結末その2 殺される |
私はどうも変な夢だなと思いつつも、自分の夢がどれだけ自分自身に恐怖心を与え られるか試してみたくなりその電車に乗る事に決めました。本当に恐くて堪られなければ、 目を覚ませばいいと思ったからです。私は自分が夢をみていると自覚している時に限って、 自由に夢から覚める事が出来ました。 私は電車の後ろから3番目の席に座りました。辺りには生温かい空気が流れていて、 本当に夢なのかと疑うぐらいリアルな臨場感がありました。 「 出発します〜」とアナウンスが流れ、電車は動き始めました。これから何が起こるのだろ うと私は不安と期待でどきどきしていました。電車は ホームを出るとすぐにトンネルに入りま した。紫色ぽっい明かりがトンネルの中を怪しく照らしていました。 |
第20話 こわい夢の結末その3 殺される |
私は思いました。(このトンネルの景色は子供の頃に遊園地で乗った、スリラーカーの景色だ。 この電車だってお猿さん電車だし結局過去の私の記憶にある映像を持ってきているだけでちっとも 恐くなんかないな。) とその時、またアナウンスが流れました。「 次は活けづくり〜活けづくりです。」 活けづくり?魚の?などと考えていると、急に後ろからけたたましい悲鳴が聞こえてきました。 振り向くと、電車の一番後ろに座っていた男の人の周りに四人のぼろきれのような物をまとった 小人がむらがっていました。よく見ると、男は刃物で体を裂かれ、本当に魚の活けづくりの様に なっていました。強烈な臭気が辺りをつつみ、耳が痛くなるほどの大声で男は悲鳴をあげつづけました。 男の体からは次々と内臓がとり出され血まみれの臓器が散らばっています |