64

第71話 64 朋香
小学3年ぐらいの時
部屋で算数の宿題をやってて
かけ算の答えが分からなくて考えてたら
後ろから男の人の声で「64」って聞こえたんです。

でも結局間違ってました・・・(笑)
その時その部屋にはあたししかいなくて

隣の部屋に母と姉がいました。
父はまだ帰ってきてなかったので、

男の人は家にいませんでした。

第72話 家の中で起こる奇怪な現象 朋香 
2年ぐらい前に、
昼間家で一人留守番していたんです。
んで、トイレに入って用を足していたら、
閉めたはずの扉が10センチぐらい開いていて
その向こう側を人の足が気配もなく
通りすぎたり(しかも2,3回往復したんです)
鏡越しの部屋の入り口に黒い人が立ってたり。
んで、よく考えたら
少し前に母と姉がドライヴ中に
止めてあるバイクのヘルメットから
長い髪が出てるのを見てて
その頃、車や家の中でラップ音が大量に発生したり
家の中で時計が壊れたり
方位磁石が効かなくなったり・・・。

今でも家では盛り塩が欠かせなくて、
時計も消耗品になってます。



第73話 下がない・・・ ヒロシ
数年前、長野市から菅平高原へ向かう山道の途中で起こった恐怖です。
彼女とのドライブ中で、すでに夜12時は回っていたと思います。

走行していると突然前方に女性がたっていたんです。
「こんな夜中に何やってんだあの人?」
すると彼女は
「こっちこいって合図してるよ?」
見るとこっちへ来いという感じで手招きしていました。
なんと彼女は車を降りそちらへ向かっていきました。
そして気付いてしまったんです。

その女に下半身がないことを・・・

「やばい!」青ざめた顔で彼女を無理矢理車に引っ張りこみ
猛ダッシュで戻っていきました。
聞けば彼女は「怖かったのに自然に向かっていた。
あまり覚えていない」と言いました。
あれで制止しなかったら今頃どうなっていたのでしょうか・・・

後から聞いた話では、
そこは昔、火事で多くの死者を出した宿舎の目の前だったようで、
見かけた人は後を絶たないそうです。
第74話 山の怪異 N 男性 39才
1995年頃の話です。熊本は玉名という所に山があり
その山を登り詰めると有名な寺があるのですが、
その途中の曲がりくねった道に幽霊が出ると聞いていました。
私はそういったものをまったく信じていませんでしたが、
用事でその道を夜遅く登って寺へ行くことになりました。
いくつ目のカーブだったでしょうか。
こんな夜更けで人家もないというのに、歩いているんですよ。
小さな男の子がたった一人で明かりもなしにです。
通り過ぎてから首をかしげて拾ってあげようかなど、
私の頭は混乱していました。
すると右ミラーに白い顔がぼんやり映ったのです。
あわてて山道をフルスピードで登りました。
その話を集まりにいた人に話したら、その地元の人々は驚きもしません。
こういう出来事に慣れてあったんでしょうか。
その事にもたまげました。
第75話 ジョン・レノン 旅人
ほんとの話・・・
ジョン・レノンが死んだ日(命日)の夜に
俺は自分の部屋でジョン・レノンの声を聞いた
たしかにジョンの声を・・・
それは「ね」という声で、ベッドの下から聞こえた
電気をつけると部屋には誰もいなかった
この話をすると友達につっこみを入れられてしまう
でもうちにビートルズのCDがあるからジョンの声は知ってる
ジョンからのメッセージかもしれない
俺だけじゃなく他に聞いた人いるんじゃないのかな


管理人註・・・後日聞きなおして加筆しました
第76話 ネコマタ 田村さん
はじめまして、いきなりですが少々お聞きしたい事がありまして・・・。
”ネコマタ”ってネコが百年生きるとなるって聞いたんですが本当でしょうかね?
場違いな質問ですね、申し訳ないです。
こんな質問するのには理由がありまして、去年亡くなりましたが我が家にはネコが
一匹住んでいました。
名前は「風」っていいます、彼女(メスなんですよ)我が家に20年いたので
私とは兄妹もしく親友の間柄?って感じなんですよ。
風が亡くなる2年程前にちょいと聞いてみたんです。
「ネコマタになったら話せるなぁ〜、なぁ風?」ってな感じで。

そしたら風の声が頭に響いたんですよ、「帰ってくるよ」って。

だからその時は話ができるのかなっって期待してるんですがね・・・(^^;
あ、でも俺その時いないじゃん、これはまだ見ぬ我が子か孫への楽しみだな。
なんか乱雑な文章ですいません、それではこれからもがんばって下さい。
第77話 和歌山県の三段壁 マクレーン
2度目ですが、実は僕には霊がついているんでしょうか?というのも今日なんですが扉を叩くというか、
ぶつかるような音がしたんです。
はっと思って振り返ったのですが、そこには人影も無かったし、なんかが当たったような感じではなかったのです。
でもはっきり聞こえたのです。
なんかおかしいです。憑いているんでしょうか?

実は、僕自殺の名所に行ったことがあったんです。和歌山県の三段壁です。
そこは、
断崖絶壁のところです。立て札なんかもありました。もう一度考え直せ!と、そんな
ところ行くべきじゃなかったんでしょうか?興味本位で行ったんです。実は!
だからでしょうか?変なことが起きるのは。




第78話 バケツの中 いざむ
かなり昔の話だけどね、終戦直後の・・・。
俺の親せきのじいさんが、趣味でよくつりをやっててさ、その日も相変わらず川でつりをしてたんだよ。
で、その川の近くにさ、電車の踏み切りがあるんだよね。

その日、じいさんはなかなか魚がつれないもんだからさ、
ねばってたらもう、気がつくころには夜もすっかりふけてたんだよ。
でも、さすがに夜も遅いからさ家族が心配するといけないからってことで、
あきらめて帰ろうとしてたんだよね。
と、そのとき踏み切りが「かんかんかん」ってなって、電車が通る気配がしたんだよね。
じいさんは「あ、こんな夜遅くにもここら辺は電車が通るんだー、へぇ〜」
ってな感じでそのときは気にも留めなかったんだけど

その電車が通った直後に妙な音が聞こえたんだよね。
もう電車が通って何もないはずの踏み切りから
「からーん!ころーん!からーーん!ころーーん!」って音が聞こえたんだよ。

じいさんは「何だこの音は?不思議だなー、このあたりは踏み切りと川以外、何もないはずなのに・・・」
って思ってたんだよね。

そして自分の自転車に釣り道具を乗せて、魚を入れるバケツは手にもってさ、家路についたんだよ。
ペダルをこいでるとき、ちょっとだけ自転車の光が反射してバケツの中身が見えたんだけど、
なんかおかしい・・・・・・・

今日は何もつれなかったはずなんだけど、そのバケツの中に何かが入ってるようなきがする・・・。
しかも何かず
っしりとして重い・・・・・
じいさんは気になってその自転車をとめて、
その当時、ライトはペダルとこぐと、前輪とライト装置との摩擦で光が出るしくみだったから、
自転車を止めて手でペダルをこいで

そうやってバケツを光で照らしたんだよ。
その瞬間、じいさんは心臓が止まりそうになった。
なんとそのバケツの中には髪の長い女の血まみれの生首が入ってたんだ。
あろうことか、ほんのついさっき、あの踏み切りでこの女は電車に引かれて首と胴体が切断されてたんだよ。
で、ちょーーーーーどじいさんのバケツ
の中にこの切断された首がすっぽりと入って、
ずっしりと重かったんだよね。

そんでさ、あの時の電車が通り過ぎたあとの踏み切りの妙な音というのは
その切断された胴体だけ、痙攣が残ってて首がない体のまま一人で暴れ狂ってたわけ。
その暴れるときにレールと胴体が衝突して「からーん!ころーん!」っていう音がなってたんだよ。
終り。

生き物って瞬間的に死ぬとさ、痙攣するじゃん。かえるでもなんでも。
痙攣は脳じゃなくて脊髄だね。
第79話 見える人 H2
久しぶりの投稿です。
私の職場に出入りする業者の女性と今日話をしていましたら、
「私は霊が見えますよ」と言うのです。
病院などには沢山いるらしく、見舞いに行くとよく見てしまうそうですよ。
時々目のやり場に困るようです。
病人のベッドのそばに、無言無表情の青白い顔の他人が立ってあらぬ方向を見つめている。
というのは、実際どんな気持ちになるものか。
私は霊の存在を信じていますので、彼女の話を冷静に聞いておりました。
また会ったら詳しく話を聞いてみようと思っています。
第80話 以前住んでいた家 ロム
そういえば、塩は葬式の後にもよく使いますよね。
でもうちでよく出る、常連さんの強い霊(これで
友達が泊まりに来なくなりました)たちにはあまり意味がない気がします。
お札も、既にありますし置いてありますし。。。
家の向かいに寺とお墓、隣りには霊能者を呼んでも効果が無かった家が
あるのです。
やはり場所的な問題なのでしょうか?

でも私こんな話をしてますが、霊能者や霊感といった類のものをイマイチ
信用できないんですよね。お金も高そうですし、、、
でも、最近初めて親から聞いた話ですが、私が小さい頃に前に住んで
いた家でも、今より更にひどい霊現象に悩まされていたそうです。
霊現象は日常茶飯事で夏でも何故か家の中は寒く、
霊を全く信じない人達でも私の家で留守番は、絶対に出来ないと言っていたそうです。
そんな状況をみかねた祖母が霊媒師に除霊を頼み、霊現象はピタリと
止んだそうです。
この話を聞いて、やはり本当なのかな〜とも思ってしまいます。